お風呂のリフォームでは、システムバスを選ぶ前に、
- お風呂の窓はそのまま使う？
- いっそのこと、お風呂の窓はなくしてしまう？
- お風呂の窓を小窓など別のサッシに変える？
という点を最初に考えておくと、リフォームの見積もりなどもスムーズに進みますし、
お風呂のリフォームを「失敗した！」と工事後に後悔せずにすみます。
そこで、ここでは、お風呂のリフォームをする際、窓について、どう考えたらよいのか？について、
詳しく解説していきますので、お風呂のリフォームをご検討の方は、ぜひ、お読みくださいね。
お風呂の窓に関する悩みや不安
お風呂の窓は、他の窓とは異なり、少し特殊です。
まずは、お風呂の窓に関する悩みや不安には何があるのか？確認しておきましょう。
プライバシーの確保
お風呂の窓の大きさや位置によっては、プライバシーが守られない場合があります。
窓を閉めていても、夜、明かりが灯ると、影が映りますので、注意が必要です。
防犯対策
簡単に開けられる大きな窓の場合には、そこが侵入経路になる場合があります。
また、プライバシー確保のため、外から見えないように周りを囲えば、空き巣や盗撮などの犯人が隠れる場所を作ることになります。
換気
お風呂は湿気が多いため、換気は必須です。
そのため、窓はあった方が良いように思えますが、システムバスの場合には、窓が大きくても換気は不十分になります。
断熱性
冬場、窓のそばは、ひんやりしますので、入浴中に寒さを感じることがあります。
また、お風呂で温められた空気が窓にあたると、結露を起こし、カビの発生にもつながります。
防水対策
お風呂の窓レールを伝った水滴が、長年の間に、外壁を傷めることがありますので、注意が必要です。
デザインとの調和
お風呂の窓は、
- 内側は、システムバスのデザインと
- 外側は、家の外観デザインと
調和させることが、理想です。
掃除のしやすさ
お風呂の掃除は毎日、行うものなので、掃除のしやすさは、とても大事です。
特に窓廻りの掃除に関しては、窓の外し方なども最初に確認しておきましょう。
リフォームするお風呂の窓はどうする？
お風呂の窓に関する悩みや不安が確認できたところで、実際にリフォームするお風呂の窓について考えてみましょう。
窓はそのままでも大丈夫？
お風呂のリフォームでは、もともと付いている窓をシステムバスにそのまま使うこともできます。
いっそ、窓をなくすとどうなる？
お風呂の窓を、いっそのこと失くしてしまえば、お風呂の窓に関する悩みや不安はかなり減少します。
つまり、
- プライバシーの確保ができ、
- 防犯対策にもなり、
- 断熱性も向上し、
- 防水対策にもプラスで、
- 掃除のしやすさがアップします。
また、換気に関しては、窓がなくても、システムバスの換気扇を使えば、何ら問題はありませんが、
- 日中、少し暗くなる
- 外の景色は見えない（掃除の時の解放感？）
- 災害時など窓から逃げられない
といったデメリットも生じます。
小窓のサッシにしたらうまくいく？
お風呂の窓をなくすのは、ちょっとイヤだ・・・という場合には、
小窓のサッシに変えてみたら、うまくいくのでしょうか？
窓をそのまま使う場合と比べれば、窓自体が小さくなった分だけ、
その分、デメリットも小さくなりますが、それと同時にメリットも小さくなります。
ただし、大きな窓を小さくする場合には、外壁の補修工事も必要になってきますので、注意が必要です。
また、窓を小さくしなくても、ブラインド入りの複層ガラスのサッシに交換すれば、
- プライバシーの確保もでき
- 防犯対策にもなり
- 断熱性にも優れている
のですが、外壁補修だけでなく、サッシ自体のコストがグンと跳ね上がります。
お風呂のリフォームで窓はそのまま？なくす？小窓にする？のまとめ
お風呂のリフォームでは、最初に「窓」について考えておくのがお勧めです。
選択肢は下記の３つです。
- 今、現在の窓をそのまま使う
- いっそのこと、お風呂の窓はなくす
- 今の窓を小窓などに交換する
それぞれに、メリット・デメリットがありますので、よく考えて決断されるのが良いでしょう。
また、プロに相談される場合には、現場の状況を一緒に確認しながら行いましょう。
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